落雁(らくがん)
茶席菓子、お供え菓子、祝い菓子の「落雁」は、型に押して固めて乾燥させた“打ちもの”と呼ばれる干菓子(ひがし)を代表する人気の和菓子で、「和三盆」製が高級品です。言葉の意味は、「空から舞い降りる雁」のことを言い、秋の季語でもあります。
金平糖(こんぺいとう)
昔から子供には人気のある砂糖菓子で、「数え歌」の1番目の品物として登場します。金平糖は「甘い」と連想され、「甘い」はお砂糖などなど。
金平糖はカステラ・有平糖などとともに南蛮菓子としてポルトガルから西日本へ伝えられたとされています。
花ほうてん
「かりんとう」を水飴で棒状に包み、ひと口大にカットされた菓子で、切奉天、輪切奉天、梅鉢(うめばち)とも呼ばれています。断面の模様が梅鉢紋に似ており、天神様への奉納菓子としての歴史をもち、天神へ奉納する意から「奉天」の呼称が生じたとされる縁起のいいお菓子です。
ラムネ
子供の頃から誰もが口にしたチョッと甘酸っぱい、身近なお菓子です。色とりどりのまん丸いラムネ!ぜひご賞味ください。
小粒ぼうろ
口どけが良く、懐かしい甘さが広がる、今も昔も変わらない素朴な味で人気のお菓子です。小さなお子さまの離乳食としても、おやつにはもちろん、ご家庭のお茶菓子としてお楽しみください。ポルトガルから伝わった南蛮菓子です。
かりんと
植物油で、小麦粉生地を揚げて密を絡めた、古くからの菓子です。庶民が慣れ親しんできた昔ながらのお菓子、かりんとう。いろんなかりんとうをお楽しみください。
芋けんぴ
さつま芋の味と、砂糖の甘さ、カリッとした歯ごたえが癖になります!ついつい止まらなくなってしまいます。
都飴
飴は、砂糖と水飴を基に作られる南蛮菓子の一つです。金平糖と同時代に日本に入ってきました。江戸後期には、有平糖の様な細工飴が最盛期を迎え、現代の様に色彩豊かになりました。どの時代にも、好まれる菓子です。
京の二条
「半生菓子」に分類されます。生菓子と干菓子の間で、日持ちをさすために水分を少なくした菓子です。菓子の種類が広がりました。